ある男の子に与えられた宿命・・・それは、生まれ持った『運命』である。
生後すぐに施設に送り込まれた彼は、一人訳も分からず、研究者や医者の言う言葉を黙って聞いていた。
そう、彼は7人だ居る実験体の一人ったのだ。その力を利用し、施設は悪い事を企んでいる。
それを知った彼は、研究所から逃げ出し、少しずつ自分に課せられた役割を知る。
悪魔・・・そう、彼の母は悪魔だった。これも全ては計画通り、彼の運命こそが、黒都の計画だったのだ。
自分の運命は自分で決める。そう決めた彼は、運命に抗う事を誓い、仲間と出会い、悪魔と戦い、友情を築く・・・
これは、そんな、少年の成長を描いた物語である。