幼くして聡明かつ美しいエレンテレケイア姫。主人公キーエンスはその身代わり(ナナイ)として王宮で過ごしていた。 穏やかに、そして甘く。
だが、濃い血の臭いと、エレンテレケイアの嘆きによって、穏やかな日は終わりを告げる。
「お前を傾国の美女などと呼ばせはしない」剣豪バンキムは、キーエンスの手を取る。ドレスを脱ぎ、ただ双剣を身につけ、キーエンスは旅立った。
ストック分、投下終了しました。次回投下は、2013秋の予定でしたが、すみません、延期です…(涙)
恋愛 ファンタジー 剣と魔法 精霊
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