それは何でもない普通の日常。
普通に学校に通い、普通に勉強をして普通にご飯を食べて、普通に授業を受けて普通に部活をして、そして友人と他愛ない話をしてからダラダラ帰っていく。
それが普通の生活でありなんの刺激的な要素がない平和で平穏な日常。
だが、僕はふとこう思ってしまった。
『普通の生活なんて壊れてしまえばいいのに……』 と。
その言葉がきっかけなのか、わからないけど 翌日、目が醒めると見覚えのない居場所にいた。
けど何故だろう、よくは分からないけど何となく、 見たことがあるようなないような、変な違和感に襲われた。