今日はとにかく疲れたので、一刻も早く家に帰ってビールでも飲って寝てしまいたいサラリーマンのX氏。彼の帰り道には薄暗い路地があります。普段帰るルートなので、できるだけこのルートがよいのです。しかし、この路地を遮る謎の少女Y。彼女はX氏に「まだこの間違った世界にいた方がいい。」と言います。
間違った世界とはなんなのか?そもそもこのYという子は誰なのか?何故X氏は間違った世界に連れ込まれてしまったのか?
奇妙な世界は「猫の毛玉のようにつながっている」……のです、たぶん。
作品情報
ノンジャンル[ノンジャンル]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2013年05月07日
猫 パラレル ミステリ
読了時間:約20分(9,862文字)