幼馴染のミクが自殺…それを救うことのできなかったカケルは、みずからを見限り、殻に閉じこもってしまう。そんなカケルの前に現れた転校生の少女、アイは、なぜか初対面のはずのカケルへ助けを求めるような視線を向ける。何もできるはずがないとアイを避けるカケルへ一途な想いを寄せるアイに、次第に心を開いていくカケル。そんなカケルに、アイの口から驚きの事実が語られる。「私は、この惑星の人間ではない」と…。地球が、宇宙からの侵略者によって滅亡しようとしていること、侵略者と戦うことのできる人間はカケルしかいないこと、聞かされた事実から目を背け、逃げ出すカケル。カケルを守るため侵略者に立ち向かうアイを守るためカケルは…。