「よう！」とあなたがいった。 「おーい」とわたしがいう。 あなたとわたし、ずっと続くと思っていた。 元気にしていますか？ わたしは元気ですよ。 同窓会のお知らせを見たわたしは、あの時を思い出す。 言えなかった思い。 気が付かなかった思い。

魔女と黒猫。 町を出る魔女と見送る黒猫。 pixivのイラストからはじまる話の締切に遅刻したもの。 イラストは屋上にいる魔女とその魔女を見送る黒猫でした。

「春の儀は知っているかい」 　ある、桜満開の日、男性はその場にいる人々に聞いた。 「え？」 「知らないです」 「どの地方の伝承ですか？」 　口々に男性に問う。 「そうか、なら昔話をしましょうか」 そして語られるある日から桜の季節までのはなし

きみがぼくに手を差し出した。 ぼくはきみの手を取った。 それは、想像もしていなかった時の幕開け。 きみは、ここまでなのかい？ 違うだろう？ きみがぼくをここまで導いてくれたのだから。 きみとぼくは、もっと先までいけるはずだ。 きみは、ぼくなのだから。 ぼくはまだ、何もはじめていないのだから。 ぼくは前に進む為に眼を開けた。

テレビからニュースキャスターが告げた「世界の終わりまであと七日」 その言葉を聞いた自分は、去年から猛威を奮っている疫病がもたらした生活の変化を振り返る。

書きたかったのは、縁側に座ったあなたとわたし。 真ん中にお煎餅とお茶を置いて。

モブの私とリア充なあなた

病弱なわたしと、人外かもしれないあなた。 わたしとあなたのそんな一幕

お題頂き作成。ものすごく短いです。