裕福な家庭で育った幸せな兄妹、敦盛鬼灯と敦盛山茶花がいた。二人は互いに互いを、兄妹という枠を超えて好意を抱くほどの仲。周りの人間もそれを知っており、醜聞や風評の対象となるほどだった。そんな生活だったが、二人は気にせず自分達だけの幸せを噛み締めて生きていた――そんなある日、帰り道に鬼灯は雑木林の奥から助けを呼ぶ声を聞く。酷い頭痛に襲われながら、導かれるように声の方へ向かうと、そこにあったのは魔法陣。
いつの間にか踏み入れてしまっていた二人は光に飲み込まれ――気が付けばそこは、見た事もない場所だった。
シスコンすぎる兄とブラコンすぎる妹はたとえ、その手が血に塗れようと足掻き続ける。元の世界に帰るその日まで。
※本作品は、わたくし『井土側安藤』と『果実夢想』の合作でございます。
超絶不定期更新です。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2019年07月01日
冒険 合作 果実夢想 シリアス 魔術 妹 ロリ 愛 男主人公 ハーレム 俺YOEEE セカイ系 ヤンデレ シスコン ブラコン
読了時間:約681分(340,410文字)