舞台は、人口爆発を引き金に資源戦争の歴史をたどった、2040年頃の地球
稀代の天才科学者「聖(ひじり)」により生み出された革新的な新技術「グラスサーキット」よって、少しづつではあるが人類のエネルギー問題が解決に向かいつつあった時代でもあった
そんな平和になりつつある世界で、大きな異変が日本の首都「東響(とうきょう)」を襲い始める
関東平野を包み込むように発生した巨大な濃霧の壁は、日本経済に大打撃を与えるばかりか、いつの間にか人類に敵対する巨大なロボを誕生させていた
この異変に気づいた一部の人々は名護矢(なごや)に迎撃本部を置くことで、これらの巨大ロボに対する反攻作戦を計画し実行に移し始める
敵の本拠地から「ブラックボックス」を回収した主人公は、その特性を見込まれて巨大ロボこと「ビルロボ」の操縦者として志願した
その目的は「家族を救うこと」
これは名護矢にあるビルをベースに、グラスサーキットの技術で作られた巨大ロボが織りなす、この世界に起こった異変を巡って人類が未知に戦いを挑む、巨大ロボの戦闘物語である