スラムで育った少年リヒトは、死が日常とされるスラムと、それを治めるクロイツ帝国における絶対的な貴族主義社会に疑問を抱いていた。
しかしある日、突然も、スラム街を襲撃していた侯爵家の次男、クリス・シュバルツブルグを防衛のために殺害してしまう。
貴族の報復を恐れたリヒトは、その場に居合わせていたクリスの妹であるトレーネ・シュバルツブルグの案に乗り、クリスの「身代わり」をすることになった。
兄を殺した贖罪のため、スラムの「日常」を変えるため、リヒトは貴族としての道を歩むのであった。
作品情報
ノンジャンル[ノンジャンル]
残酷な描写あり
最終更新日:2015年08月29日
貴族 スラム 剣と魔術 騎士
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