黒い闇に呑み込まれ突然、江戸時代風の世界に転移した楓。 運良く拾ってくれた初花の元で団子屋の手伝いをしている。周りが小柄なせいで男と思われているがそんなことはこの際些細な問題だ。 慣れない生活に苦労しつつ穏やかな生活を送っていたはずだったが……。 自ブログにも投稿しています。

とある高校、そこの図書室は本好きの生徒にはもっぱらの評判だ。教科書にものっている有名な過去の小説家や現代人なら誰でも知っている児童文学本などはもちろん名の売れた現代の小説家の本や人気のラノベ、果ては一部漫画までも揃っている。ほかの学校はどうだか知らないがここは随分と本に関しての融通が聞く。しかも毎月新刊なども仕入れられる本好きの学生には嬉しい図書室だ。 「そして！　その図書室の守り神と崇められ、全生徒に恐れと尊敬の念を抱かれているのが、このっ私――！ 田島詠深であーるっ！！」 「……そんな噂聞いたことねーよ」 これは、図書室で繰り広げられる素敵な本たちの話、………ではなく。何故か図書室にいるのに他人の恋愛ごとに巻き込まれた主人公の話である。 ※シリーズものとして書いていたけれど、一つ書いて満足してしまい読み切りのようになってしまっていたもの。自ブログ投稿中

とある世界、とある理由で不老不死になった元異世界人であるキヨは、相棒であるトカゲのような見た目のビャクと一緒に旅をしている。これはそんな彼らの終わるかもわからない、永い、永い旅の物語のほんの一部である。 ※章ごとに完結する物語です。 〇１章完結済み。

全てが壊れた世界があった。 荒れ果てた地には、黒い棺がある。そこではひとりの少女が永い時を過ごしていた。