二○二八年、ある科学者の発見により、人々は『二年に一回年を取る』ことができるようになった。体は十歳だが、実際は二十年間生きているという考えられなかった人間が生まれた。
しかし二年に一回年を取るために注射した細胞が突然変異し、それが原因で疫病が世界中で流行り出し、次々と人々が死んでいった。その数、約二億三千万人。特に日本と中国、シンガポールで流行り、その三つの国だけで約一億人もの人が死んだ。一億人の中には主人公・伊荊凛華の母親も含まれていた。
そして二○三三年、ようやく薬が出来上がり、日本では国民全員がその薬を飲むか、注射するが義務化された。
凛華は行方不明だった父親に引き取られ、春休み明けにその父親が経営する学校へと通い始めることとなった。そこで言い渡されたのは……。
一人の少女から生まれたバトルアクションストーリー。
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2015年04月10日
バトルアクション ファンタジー 学校 学園 刀 少女
読了時間:約51分(25,170文字)