作品一覧全14件
連載 31エピソード
研究者は火星人の夢を見るか? 魔法やSFの世界がいよいよ現実味を帯びてきた一方、現在われわれの棲む地球の未来に対しては悲観的な見方がされる近年。宇宙移民に対し反対の意見を唱える老いた研究者・バッキー=フラーレンは時代遅れの者として、ただ死ぬのを待たれていた。絶望した老いた研究者は、末期の地球人が移民先にと考えている火星にふと思いを馳せる。火星は地球の希望なのではなく、地球の未来なのではないかと。そうなれば、火星にも末期があったのではないか。その時、火星人はどう生きたのであろう。火星人の行き着いた先は、死か、否か。 これは、誰にも歓迎されない一研究者がえがいた、仮説と妄想の物語。
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アクション[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月22日
未来 逆ハーレム 群像劇 冒険 スパイ 近未来 ディストピア 火星人 読了時間:約273分(136,198文字)
連載 14エピソード
佐倉 真一郎が長州派にいた頃、新選組は壬生浪士組という名で存在していた。 壬生浪士組という名の頃は、派閥は芹沢 鴨を頭目とする水戸派と近藤 勇を頭目とする試衛館派に割れており、更に文久3年5月の頃に我こそは尽忠報国の士と名乗る者が大量に加入してきた。第一次隊士募集である。 勿論、それなりに篩(ふるい)にかけて入隊を許したが、多少いい加減なものも混じっていて、採用後も仮同志(ふるい)にかけた結果、近藤達が京で活動を開始して初めて現地で同志(なかま)に加えた隊士達は、好くいえば個性的、悪くいえば不純物が入っていた。其は正に玉石混淆(こう)―――・・・玉はいい加減なものを取り除いた事で更なる輝きを放ち、不純なものどもはその黒さが浮き彫りとなった。中には、両方の性質を具えたものも窺えるものの。 前者は5人しか在らず。否、5人も在れば充分であろう。 美男五人衆と。 後者は、長州からの間者である。 ※登場人物は『新選組・真の参謀』を基礎としています。一部のキャラクターや設定は友人の作品を下敷としています(掲載・応募の許諾あり)。 ※ 時代系列はおおむね史実通りですが、事件の経緯や解釈などは創作の要素が強いです。
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その他[その他] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年03月09日
幕末 時代小説 新選組 壬生浪士組 美男五人衆 長州志士 読了時間:約97分(48,316文字)
連載 9エピソード
それは、火星から政治が消えた日。 星を纏める事を放棄した大統領の令嬢が、何者かに拠り誘拐されてしまう。更には、令嬢の妹をも狙うと脅迫され、大統領家は恐慌に落とし込まれる。何とか極秘に娘を奪還したいと願う大統領は、秘密警察であり古くから親交の有ったマーシャル家に捜査を依頼する。彼等は早くも犯人の正体を突き止めるが、令嬢が無事に還されぬ侭に犯人は不慮の死を遂げて仕舞う。犯人の死の背景に潜む『コード‐ネーム・オポチュニティ』の正体とは―――!? 一方、誘拐された令嬢の妹・シャルルの元に謎の少女が現れる。シャルルは事件と少女について堅く口を鎖し、更には少女を庇い捜査の妨害までする様になる。この少女の正体とは―――? あくまでも黙して語らぬ少女達。没落したばかりの三大警察機構マーシャルを捲き込み、火星はまた滅亡へと突き進む。 ※本作は未完です。執筆再開の可能性はありますが、『Ⅸ.点と線』をもっていったん連載終了となります。了解の上、お読みください。
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年06月23日
学園 冒険 青春 オポチュニティ スピリット 地球の植民番外編 読了時間:約91分(45,304文字)
連載 完結済 16エピソード
岩戸隠れの章で活躍する日本神話の神々の関係。思兼神と布刀玉命は仲が悪い。布刀玉命と天児屋命は依存関係。思兼神と天手力男神は主従関係。思兼神と天宇受賣命の関係は―――? 神々の因縁ともいえる少し歪んだ関係は、一人の赤子の死から始まっていた。
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ローファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2023年08月27日
伝奇 サイコホラー 日本神話 水子供養 渡来人 奴隷制度 読了時間:約93分(46,486文字)
連載 完結済 10エピソード
物心ついたときには既に、他人の身体の内部が視える眼をもっていた。 生まれた時代が悪かった、生まれた地域が悪かった。そして、生まれた境遇が悪かった。 戦争の足音が近づく時代に、研究者の父と病弱の母、そして、障碍(しょうがい)のある弟のもとで育った“私”は、母を亡くし、ほどなく父も亡くして、弟と二人きりで生きることを余儀なくされる。 弟に心を開くことができず、博士の子であったことから過剰な期待に晒される“私”の前に現れたのは、二人の女性――― これは、時代の波に翻弄されながら、急激な大人の階段を上る不幸な男の物語。
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ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年07月30日
悲恋 ヒストリカル 火星 ランダー 戦争 研究者 読了時間:約58分(28,871文字)
連載 完結済 7エピソード
星の見えるひっそりとした地に建つ一つの聾学校に、天才が生まれた。 天才は天(そら)に興味を抱く。天才の才に早い段階で気づいた職員たちは、天才の気の向くままに、しかしきっかけを与えながら、のびのびと成長させていった。やがて、その才が彼らの用意した培養槽から溢れ出し、外の世界に飛び出したとき、悲劇の幕が開かれる。 これは、優しく、子ども想いで、温かく、そして純粋な心こそが絶望をいざなう物語。
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2023年07月15日
ヒストリカル 史実 火星 サーベイヤー 読了時間:約57分(28,271文字)
連載 完結済 6エピソード
天照大神(アマテラス)の陰謀により、第三の眼を失い、金星に還ることが叶わなくなった護法魔王尊(サナト=クラマ)。一方で、天照の敷いた計画は高天原でも発動し、思兼命(オモヒカネノミコト)を始めとした八百万の神々の世界が瓦解されつつあった。また、そのような中で、神々のもう一つの名、そして彼らの出自、正体が少しずつ明らかになってゆく。 ※本作は未完です。『Ⅴ.封神』をもって連載終了となります。了解の上、お読みください。
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ローファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2020年05月24日
ヒストリカル 伝奇 日本神話 葦原中国平定 天孫降臨 読了時間:約29分(14,005文字)
連載 完結済 22エピソード
天照大神(アマテラス)が天の岩戸から出て来た事により、光が戻った高天原。金星からの使者・サナト=クラマも役目を終え、元の惑星(ほし)へ還ろうとしていた。しかし、またも新たな支援要請が入り、クラマは地球で足止めを喰らう。その要請の中身とは、葦原中国(あしはらのなかつくに)に現れるという“おろち”を退治する任を受けたスサノヲの同行であり―――? 『護法魔王尊~サナト・クラマ~』の続編。果たして、クラマは金星へ還る事が出来るのか?
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歴史[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2020年04月12日
伝奇 日本神話 ヤマタノオロチ 因幡の白兎 大国主 金星人 サナト・クマーラ 鞍馬天狗 鬼一法眼 群像劇 読了時間:約145分(72,272文字)
連載 4エピソード
2018年4月より連載中の小説『護法魔王尊~サナト・クラマ~』の登場人物設定集です。 でうくの個人ブログ『植民所在地3丁目』のキャラクター・プロフィールより、護法魔王尊の登場人物のみ抜粋して転載したものになります。今だから言える詳細設定はあとがき欄にて追記。 不定期の随時更新です。
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歴史[文芸]
最終更新日:2019年04月22日
伝奇 設定 キャラクター 日本神話 岩戸隠れ ヤマタノオロチ 因幡の白兎 金星人 読了時間:約3分(1,449文字)
連載 完結済 21エピソード
火星から生命が消えて幾億年。ようやく地球という惑星に生命の生まれる土壌ができた。 しかし、課題は山積。個性豊かな神々の都合で、生命特に人類誕生の芽は幾度となく潰されそうになる。 まだ弱々しい人類の芽を守るため、天照大神の要請により地球に召喚されたのは「地球の姉妹星」と呼ばれ地球とは違う人類が生きる金星の使者・護法魔王尊(サナト=クラマ)。邪気や穢れへの強い耐性を持ち、負の力を行使するクラマが、時に神々の負の側面に巻き込まれ、解決しながら、人類の地球定着に身を捧げる物語。 ※護法魔王尊は、インド神話の童子サナト=クマーラと京都鞍馬寺の鞍馬天狗、『義経記』の鬼一法眼と同一視されています。
作品情報
歴史[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2019年03月03日
伝奇 日本神話 天地開闢 国産みと神産み 誓約 岩戸隠れ 金星人 サナト・クマーラ 鞍馬天狗 鬼一法眼 群像劇 読了時間:約144分(71,853文字)
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