あるところに吸血鬼の公子さまがいました。彼は公爵の息子、だから公子なのです。のんびり屋の公子さまは成人してからものんびり屋のままでした。のんびりし過ぎている公子さまを心配した彼の兄君とお父上の公爵さまはあるお仕事を彼に命じました。それは新しく生まれた吸血鬼の女王様のお世話係だったのです。幼い女王様はわがままで公子さまはもうたいへん。でも公子さまはがんばっています。そんな公子さまの平凡で退屈で、あとちょっと血が出たりする日常です。
こちらがなろう初投稿になります。読み専でしたが思うところがありまして投稿してみることになりました。筆者は豆腐メンタル以下の精神の持ち主です。ぷるぷる震えるのでお手柔らかにお願いできれば幸いです。
吸血鬼 ファンタジー ほのぼの たまにシリアス オカルト 現代(モダン) パラレル 男主人公 貴族 お姫さま 架空の歴史 魔術・魔導
読了時間:約50分(24,759文字)