『不思議』なんてものは俺がいる世界ではすぐ近くにあるのだ。ほんとの事だ、四国が悪魔に乗っ取られたのも、九州が天使の国と化したのも知っている。だが、俺が生活している範囲ではそんなものは一つも起こらなかった。そう、高校に入るまでは……はじめはどこから話そうか、そうだな、まずは『不思議』が大嫌いな少女のことから話そうか―――

小鳥遊一樹は幼馴染の乾和からいつものように昼ごはんの誘いから逃げていた。もう高校二年生にもなるのだ、目立つからやめて欲しいものだ。そしてまたいつものように誰も居ない屋上に一人で行くとそこには、フェンス越しに自殺しそうになっている少女が。慌てて声をかけると、その少女は「あたしは、空を飛ぶの」と凛然と言い放った。

とある向日葵畑でのお話。

夏休みがあけた。栄一はいつものように生徒会室に行くのだった。しかし・・・

バンドを組んでいた高校生、雷儀雅博はある日突然メンバーから外される。 失意のそこで、下校していたら、突然足元から不思議な光が溢れだし気づいたら見知らぬ土地だった。

異世界の魔王がこちらの世界で再起を目論む話

13歳の春に時に晴れて、RCONの特殊部隊の一員になれた主人公、広兼は同僚の天才発明家の杏とサポートのアンドロイドスフィアとともに 昔、住んでいた町、真鞍町の警備にあたることになる。2年間何も起こらなかったが、高一の春、いきなり空から女の子が降りてくる。

外来人リクと清く正しい幻想郷の文屋、射命丸文が幻想郷を駆け回る話

裏山に彼岸花が咲いている話。

死んだ彼の部屋にあがりこんだ彼女のお話