１０年の歴史を持つＭＭＯＲＰＧ「エターナル　ウィンド」。プレイヤーの減少と初期サーバーの老朽化への対処として、第１・２・３サーバーが後期サーバーに吸収統合されることとなった。その旧３サーバー最後の日。システムによる強制シャットダウンの直後、ログインしていたプレイヤーは「エターナル　ウィンド」の世界に取り込まれてしまった。ゲームが現実となってしまった世界で、女性だらけの冒険者グループ「ローゼンガルテン」は異変を受け入れ、ゲーム時代同様、冒険者ライフを満喫することを選ぶ。異変から1週間、メンバーのひとりノニンは、変わり種ゼリーを作り試食するため、材料を落とすネームド・モンスター退治に赴くのだった。

「八百の災い招く紅き鬼」の伝承とそれを封じたとされる百石神社がある東京都Ｓ区御滝地区。人と妖の血をもつ半妖、白秋鈴音（しらとき　すずね）は、この地を拠点に活動する退魔師だ。彼は旧友の吸血鬼から、「強き念が籠った呪いの般若面を取り戻し、憑かれた人を助けて欲しい」という頼み事を受ける。容易に解決できるかと思われた仕事は、思わぬ出来事によって更なる怪異へと繋がるのだった。（一部ボーイズラブ表現があります。苦手な方はおやめ下さい）

砂漠の真ん中に存在する「八鱗連合」が１国、「レッドデザート」を訪れた「晴空のツバメ」一行。彼らはそこで、護衛の仕事中であったゲイルの兄に出会う。その雇い主はフェリルの旧友だった。旧友はフェリルに「自分が行方不明になったら探してほしい」と持ち掛ける。

魔神召喚から始まった一連の事件を解決した冒険者ギルド「晴空のツバメ」。 グランアルシア自治領に行くというアクアと別れたガデス達は、父の代理として父の旧友の頼みを聞くため、竜人族の国シルバーフィールドを訪れる。 旧友、ゼダン国王の頼みは、末息子を冒険に連れて行ってほしいというものだった。

　魔神召喚の調査に向かう最中に行方不明になった学者の1人、エリックを助け出すことに成功したアクア達は、いよいよ一連の事件の黒幕・ダンドルグの居場所を突き止めた。 　 　過去と向かい合い決別するため、アクアはダンドルグとの戦いに挑む。 　 　

　ぺルキア地方で立て続けに起こった魔神召喚事件を調査するため、アクア達「晴空のツバメ」とアルテミスは生贄となって死亡した学者の足取りを追い、行方不明となっている学者を捜索するため、タルタニの町を訪れた。そこで行方不明になっている学者の一人が、ガデスの学友であることを知る。 　程なく彼は見つかるが、すでに召喚の魔法円を施されていたのだった。

　港町ぺルキアに滞在する「晴空のツバメ」所属の冒険者アクアは、偶然熟練冒険者にして仲間の養父であるザックスと会い、剣を譲ってもらう。ザックスの目的は魔神発生事件の調査で、人員が揃うまで町で待機するという。 　一方、アクアら「晴空のツバメ」は「若い娘を差し出せ」という脅迫事件を解決するため、ザックスと同じ目的でぺルキアに訪れた神官アルテミスを伴い、現場であるマヨルド村に向かうのだった。

　ぺルキアの町に滞在する冒険者アクアは、初仕事を手伝って以来、駆け出し冒険者のガデス達と一緒に仕事をするようになった。とある事件に巻き込まれ挫折したことから自堕落な生活をしていたアクアだったが、ガデス達との出会いをきっかけに少しずつ立ち直り始める。 　そんな中、近隣の漁村でゾンビの大量発生という事件が起こる。それをきっかけにアクアはかつて自分が犯した罪を仲間に明かし、過去と向き合い始めるのだった。