魔術学園で学生生活を送る少年、アレイスは卒業試験の最終試験の前夜におかしな夢を見る。 　夢の中で“神”と名乗る男から自分の過去──前世、前々世のことを聞かされ、前世、前々世の身に起きた過去により今の自分があるのだと知らされる。 　そして全てを話した上で神はこう聞くのだった。 　──君はこれから先も今の平均的な能力と容姿のままでいることを望むかい？　と。

　幼い頃、魔王に拐われ捕らわれの身となった姫は、勇者が助けに来てくれるのを信じて待っていた。 　しかし、15年経っても未だに勇者は姿を現さない。「一体どこをほっつき歩いているのよ！」と思いながらため息をついていると、魔王が姫の態度のことで注意をしてきた。 　我慢の限界が近づいていた姫は、魔王に注意されたことを切っ掛けにこれまで魔王がとってきた魔王らしくない行動について指摘をする。 　すると魔王の口から予想外の言葉が返ってきて──！？

周りを緑に囲まれた小さな村に住んでいる少年、エルクは冒険者になることを夢みていた。 しかし夢の妨害をするかのように、人手不足を補うために実家の宿屋の手伝いをしなければならないことに。 そんなエルクの人生は、宿屋の手伝いをきっかけに少しずつ普通とはちょっと違う方向へと動き始めていきーー。 これは主人公エルクが、宿屋の息子から特殊な職業へと転職(ジョブチェンジ)するまでを記録した、ちょっとおかしな日記です。

　仕事ではドジをして怒られてばかり、休日は友達からの遊びのお誘いは無く、ゲームや読書をして過ごしているぼっちなOL。 　そんな日々に嫌気がさし、「私も異世界に“転生”か“トリップ”して物語の主人公のように異世界ライフを送りたい！」と現実逃避していたある日、謎の声が聞こえてきて異世界で勇者として生きることに！ 　しかしなんだが思い描いていた定番の魔王退治には行かないみたいで……？ 　はたしてぼっちOLは楽しい異世界ライフを送れるのだろうか。 　※「R15」と「残酷な描写あり」は保険です。

　いつも通りに出社し、いつものように仕事を始めようとしたその時、上司に声を掛けられた。上司の呼び出しにビクビクしていると、上司の口から予想外の話をされる。

　平凡な高校生活を送っていた地味でぼっちな女子高生の元へ、ある日、届いてはいけないメールが届いてしまう……。 　※※この物語に登場する人物、団体は実在する人物、団体と全く関係ありません。

　片想いの相手である女勇者ルミリアには相手にされず、侍従のモルティオになりすまして城を抜け出し、酒場で軟派をするがフラれを繰り返す残念な王子、ローライト。 　これはそんな彼が勇者の気を引くためにとんでもないことをしでかすお話です。 　※本編「ぼっちOL、異世界へ行く(仮)」第28話の補足的なものです。本編のネタバレ要素を99％含んでおりますので、本編を読んで下さっている方はご注意下さい。

　皆さんは夜、なかなか眠れない時はありませんか？　私は寝付きが悪いのでなかなか眠れないことがよくあります。 　さて、このお話はそんな寝付きの悪い作者がある日の夜、実際に体験したお話です……。

　ルミリア様とクロル様の恋がなかなか進展しません。ここは侍女である私(わたくし)がきっかけを作ってお助けしなければ！ 　これは侍女が勝手に２人の恋を盛り上げようと奮闘する物語です。 　　※※「ぼっちOL、異世界へ行く(仮)」の番外編です。

　ある冬休み。ゲーム好きのぼっちな主人公は家族と一緒にいとこの家へ行くことになった。 　本当は家でゲーム三昧の楽しいぐーたら生活を送りたかった主人公。 　はたして主人公は楽しい冬休みを送ることができるだろうか。 　　※「ぼっちOL、異世界へ行く(仮)」の番外編で、異世界へ行く前のお話です。