『一人はみんなのために、みんなは一人のために』
そんな言葉が僕らの幼少期から支え合う口実、合言葉であった――
大事に守ってきた心の大きな歯車は次第に噛み合わず、
成長していく段階で恋を覚えて、仲間をおざなりにしていった。
そうしていくうちに仲間は離れていき、自分だけの道を
歩みはじめた。
16歳の春。少年少女は何を思い、お互いに振り向き、何を
みつけるのか。
人は傷付きなにかを本当に得られて前に歩めるのか。
未来へと夢と希望を紡ぐための”努力”という過程に
すぎない青春物語。
青春 恋愛 学校 園芸 男子高校生 女子高校生 幸せ 不幸 音楽 ファンファーレ
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