誰かを大切にすることは、どうしてこんなに難しいんだろう―― 高校生の伊吹虎冴（いぶきたいが）は、ひょんなことから目つきの悪い同級生、柴崎龍介（しばざきりゅうすけ）と知り合いになる。 彼が一人暮らしをしていると知った虎冴は、部活が休みの月曜日、暇を持て余して彼の家に遊びに行くようになり…… 分かりやすいタイトルにするなら「一人暮らしの男子高生の家に集まって、二人で与太話を繰り広げる話」 （与太話の内容は想像を裏切るかも？） 現状重複投稿はなし。

蒔田怜奈(まきたれいな)に体育館裏に呼び出された和行(かずゆき)。 「体育館裏」の場所に相応しく、「告白」をされる和行だったが、 その告白は、和行の双子の兄、洋行(ひろゆき)に怜奈が思いを伝えるための「リハーサル」の告白だった…… 洋行の誕生日に告白すると言い張る怜奈に、デートのリハーサルにも付き合わされる羽目になった和行だったが――― タイトルは間違ってないです！読んで頂けると大変嬉しいです。

なんか誘拐されている・・・ 動物園の帰り、不思議な美女に出会った添島剛（そえじまたける）は気付くと車の後部座席に横たわっていた。 タケルを連れ出したのは仮面ライダーの覆面を被った物騒で愉快気な男と、寡黙な包帯男で、どうやら彼らはタケルを誘拐しているらしかった。 誘拐犯らしからぬ言動にタケルは困惑しっぱなしだったのだが・・・ 　　 ３万字満たない程度の作品です。若干雑で現実味のないところもあるかと思いますが、「ほっこり」してもらえる物語を目指して書きました！

――死後の世界があるとしよう―― 娘を少年に殺された小松伍郎はある朝、ある計画の実行を誓う。 それは、法が裁かなかった少年を自らの手で殺すことだった。 復讐劇の先に待っている結末とは、果たして・・・・・ 拙いところもありますが、読んでもらえると嬉しいです。

「黒い鳥の話を、知っているかい？」ーーー 病室の一角、ジュン兄（じゅんにい）から教えてもらったお話。 もうすぐ死んでしまう人がみる黒い鳥の話。 無垢な怖がりな少年は、その話から何を思い、そしてどんな行動を取るのかーーー 原稿用紙30枚の短編の私なりのホラー作品

小学生の相馬直樹（そうまなおき）は死にたかった。 学校でいじめられ、新しい父親には馴染めず、彼は孤独だったからーー 母親が出産のために病院に入院した日、 彼は自ら命を絶とうとして、ある少年に出会った。 その少年は自分のことを「無」だと名乗り、 流れ星の遣いとして直樹の「死にたい」願いを叶えにきたという。 戸惑う直樹を余所に、少年は直樹の手を取って異世界に飛び立つーー