作品一覧全20件
連載 完結済 9エピソード
 人類が地球を捨て、新たな惑星に居住施設を建設し、コールド・スリープ状態に入ってから約半世紀が過ぎようとしていた。  新天地で人間が豊かな生活を送るための居住施設「ユグドラシル」の治安維持をする二体のロボット、リーヴとスラシル。システムが安定したことで、人類の地上帰還は間近に迫っていた。人類代表者の精神データをスラシルにインストールし、疑似的な地上散策が行われることとなり、リーヴはその護衛役に任命される。しかし、その代表者とは16歳の少女――イズンであった。  幼く、自由で活発なイズンに翻弄されながらも、リーヴは何かに惹かれていく。そして……。  ロボットと人間と、親友と恋人と、心と体と。複雑でいて単純な、とある恋の物語。
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空想科学[SF]
最終更新日:2017年12月27日
SF ロボット アンドロイド 三角関係 未来 恋愛 ネット小説大賞六感想 読了時間:約43分(21,252文字)
連載 完結済 6エピソード
髪は、古びたレンガのように赤いレトロな癖っ毛。瞳は苔の色。年頃の女の子らしく、コンプレックスだらけな私――エラ・ウィルソンを、みんなは「シンデレラ」と呼ぶ。でも私には魔法使いの知り合いもいないし、カボチャの馬車だってない。あるのはお父さんがくれた、灰色の時代遅れな帽子だけ。そう、『灰かぶりのエラ。』  でもそんな私にも、唯一のシンデレラストーリーがある。ガラスの靴がなくたって、王子様は私を見つけてくれたのだから。これは星の綺麗な夜に空から降ってきた、私だけの小さな騎士様とのお話。 ★★海外のテンションを目指した、少女とマッチョと、小さなドラゴンナイトのラブコメディーです★★
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2017年12月22日
日常 ラブコメ 恋愛 ドラゴン ほのぼの 人外 現代 ハッピーエンド 海外 読了時間:約33分(16,118文字)
連載 完結済 5エピソード
――宇宙には地球人以外の生命体がいるということを、昔の学者は一生懸命研究していたらしい。ぼくに言わせればそんなことは母さんが毎日鏡に向かってお化粧をしているのくらい当たり前で、よく知ったことで、そんなことも知らないなんて昔の学者はばかだなぁ、なんて思ってしまう。 ぼくの好きな先生が宇宙人を好きだと言っていたから、多分ぼくも、宇宙人のことを好きになると思うのだ。だからぼくは、宇宙人と出会っても優しくできる自信があったし、実際にそうした。 ぼくは梅雨明けのからりとした空の下で、宇宙人と出会った。  ※全5部予定の中編小説。某なつやすみシリーズ的なまったりとした「ぼく」と「宇宙人」のお話です。(自サイトの転載になります)
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純文学[文芸]
最終更新日:2017年12月15日
ヒーロー 怪獣 ほのぼの 宇宙人 人外 ヤングアダルト 少年 読了時間:約30分(14,942文字)
連載 完結済 4エピソード
齢十六にして、その才を認められた若き白髪の魔術師が私の主であった。 主は『あれ』と呼ばれる美しくも酷く鋭利で冷徹な死魚のような眼の少年を傍らに置いている。主は大層それを愛でていたが、愛玩のように見えないのは“あの眼”のせいであった。あれはけして、主を見ようとはしない。いつも主の腕に抱かれながら死魚のような光のない目をして周囲を睨みつけているのである。 全4部予定、中編小説。(自サイトの転載になります) ※メインではありませんが、ボーイズラブ的要素が含まれますので苦手な方はご注意ください。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2017年12月09日
ファンタジー 魔法 少年 ヤングアダルト 中編小説 シリアス 西洋 読了時間:約28分(13,724文字)
短編
――男は役割を持っていました。 それは、長方形の小さな木の板を同じ間隔で立てて並べていくことです。 役割を続ける男と、そんな男のもとに現れた少年のお話。 ちょっぴり不思議系のショートショートです。
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純文学[文芸]
最終更新日:2017年12月04日
ショートショート SS ヤングアダルト 不思議 読了時間:約7分(3,488文字)
短編
――目覚めたときから、二人でした。 荒廃した何もない世界で目覚めた二体のロボット、アルファとベータ。 曖昧な記憶しか持たない二人であったが、ある時アルファだけが“二人の秘密”を知ってしまう。真実を知ったアルファの行動に困惑するベータ。 そしてそんな二人を監視する者が存在していた……。  二体のロボットの、幸福な世界計画の夢物語。 ※(上)(中)(下)の短編小説です。
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空想科学[SF]
最終更新日:2017年12月01日
ディストピア シリアス ロボット アンドロイド 未来 荒廃 ヤングアダルト 読了時間:約10分(4,971文字)
短編
――目覚めたときから、二人でした。 荒廃した何もない世界で目覚めた二体のロボット、アルファとベータ。 曖昧な記憶しか持たない二人であったが、ある時アルファだけが“二人の秘密”を知ってしまう。真実を知ったアルファの行動に困惑するベータ。 そしてそんな二人を監視する者が存在していた……。  二体のロボットの、幸福な世界計画の夢物語。 ※(上)(中)(下)の短編小説です。
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空想科学[SF]
最終更新日:2017年11月30日
ディストピア シリアス ロボット アンドロイド 未来 荒廃 ヤングアダルト 読了時間:約12分(5,826文字)
短編
――目覚めたときから、二人でした。 荒廃した何もない世界で目覚めた二体のロボット、アルファとベータ。 曖昧な記憶しか持たない二人であったが、ある時アルファだけが“二人の秘密”を知ってしまう。真実を知ったアルファの行動に困惑するベータ。 そしてそんな二人を監視する者が存在していた……。  二体のロボットの、幸福な世界計画の夢物語。 ※(上)(中)(下)の短編小説として掲載予定
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空想科学[SF]
最終更新日:2017年11月29日
ディストピア シリアス 未来 ロボット アンドロイド 荒廃 ヤングアダルト 読了時間:約14分(6,803文字)
短編
 シンジュは、子どもの幻想を閉じこめたままのテラリウムへと今日も足を運ぶ。 そこには、あの時と変わらない姿の子どもがいる。たった一人で、失われたものがもう一度現れることを願う哀れで可愛い子どもがいる。 「だって世界は何も変わらなかった。ただ君を置いていっただけだ。だから僕は、大人になって君に勝ちたかったんだ」 幻想のテラリウムで過ごす最後の時を通告するために、シンジュは今日も足を運ぶ。
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空想科学[SF]
最終更新日:2017年11月27日
近未来 怪獣 ヤングアダルト 少年 空想科学 シリアス 読了時間:約14分(6,539文字)
短編
※ぼくの知らない灯台(上)の続編です。 ――「僕は、あの灯台を知らない」 だから僕は灯台が消えて当然だと思う。灯台が描かれたあの絵はもう、僕の絵じゃないんだ。  天才画家少年として注目されていた龍ヶ崎 淳は、しかし“ある絵画の盗難事件”をきっかけにぱったりと絵を描かなくなってしまう。  そんな淳に不満を抱く、虎ノ門 亮。一方的だがライバル関係にあった二人は、ある日偶然近所の駄菓子屋で遭遇し……。
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純文学[文芸]
最終更新日:2017年11月25日
青春 シリアス 現代 少年 ヤングアダルト 読了時間:約12分(5,990文字)
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