順風満帆な毎日を送っていた18歳、初めての挫折。今まで経験したことの無いその体験を克服したいともがく中で見えた、親からの見えない重圧。18年生きてきてはじめて気がついた、親との見えない関係。
そして、彼女が助けを求めても、誰も手を差し伸べてくれなかった。何のために勉強し、誰のために勉強するのか。自分という存在を求め続けた結果、生まれた最悪な形での親との別れ。
生きるとは、何なのか。生きていくこととは、何を意味するのか。大人になりきれていない18歳の出す、結論にはどんな心理が働いているのか。
人生で必要なのは、希望を持ち努力し続ける事であり、それを認めてくれるひとの存在である。