大昔に初代魔王によって不老不死の力を与えられた者がいた。
その者の名は、長く続く不老不死のせいで忘れさられた。
誰も彼の名は知らない。しかし、わかっていることは、ただ一つ・・・・・。
【強すぎる自殺の四天王】
戦いのさなかにも関わらず死に急ぐが、それでも死ねない。
攻撃をわざとくらっても死ねない。
溶岩に落ちても溶けるが死ねない。
絶対零度の中でも凍りながら動くことができる。故に死ねない。
斬っても斬ったそばからくっ付き死ねない。
電気も、真空も、毒も、圧殺も、串刺しも、成仏も、浄化も、なにも効かず死ねない。
死ぬようなダメージを受け消滅しても、何事もなかったように復活する。
またもや復活した土の四天王は今回も魔王を探すこととなる。
だが、今回は違うようだ。
なぜか現れた初代魔王に聞かされる事実
自分自身の不老不死になった理由を知るとともに
世界を破壊するほどの戦いに巻き込まれようとしていた。
※小説タイトルを《死にたい?死ねない!》から変更しました