私の名前は小山内アリス。決して幼いアリスではないわ。絶対に間違えないで。 このお話は、私が過ごした、とっても素敵で不思議で甘酸っぱい高校一年生の一年間のお話。 私たちの青春。それはきっとキラキラ輝く黄金の時代……

昔書いた作品を見つけたので投稿です。

この物語は、実在の人物、団体とは全く関係ありません。

男はいつものように明け方の駅に来ていた。趣味の鉄道撮影のために。 今日は少しいつもと変わっていた。自分しかいないはずのその駅に、今日は小さなお客がいたからだ。

大学の文化祭で提出した短編です。よろしければ感想をお願いします。

男は、地方にある観光センターの社長。 男は、子供の頃から好きだった藤野葉月（ふじの　はづき）が事故で死んだ１０年前から日課のように、子供の頃、葉月と過ごしたあの日々を夢見て妄想に懐古している。 そんな男の前に、予想外の来客が現れる。