小説家の書斎から、異世界へ行くお話。

水族館に行ったら、同級生と会ったお話。

水妖を退治するお話。ファンタジー系。

メイドとしてとあるお屋敷に潜入したコパラは、あるものを探していた。 それは、盗まれた銀食器。 実は、その銀というのは、特殊な毒を見抜くことができるもので……。

人見知りの少女ミグラは、二つの悩みを抱えていた。一つは、陽の光が苦手なために一人前の仕事ができずにいること。一つは、婚約者からもらったアクセサリーを身につけることができなかったために、婚約を破棄されてしまったこと。 銀アレルギーの症状を治すため、星属性の天空造園師を名乗る青年と一緒に、銀のいばらの塔へ向かうことに。

大和の美しい彩を探して――お宝を盗みに参上いたします。 鳳凰の雛を育てるために。 美しい色彩は、財宝の在処を知るという、鳳凰を育てるための餌。

それは花嫁の母親から、花婿に宛てた手紙だった。 添えられていたのは、蒼い蒼い、紫陽花の花。

ある日、誰かからの携帯の着信。 その声は『未来の自分自身だ』と伝えてきた。 今、俺は何をするべきなんだ。 理想どおりの未来にたどりつくためには。 自分の声が、自分自身に告げるのは。

真夜中にその列車は発車する。 ――どこへ行きますか？ ――ここではないどこかへ。 現実から逃げ出したい者へ。 どうぞ、ご乗車ください。 先の見えない闇へとご案内いたします。

少女ローリエは、祖父から託された、ガラスの瓶に入った手紙を持って、港町を訪れた。 昔、海賊船に命を救われたという祖父が預けた手紙。 港町を歩くうちに、出会ったのは赤髪の少年・ベルガ。 毒舌のベルガに翻弄されながらも、一緒に海賊船の所在を探そうとするけれど…・・・