どんな人間だって、自我同一性、つまりはアイデンティティーというものを持っている。
自分は他の誰とも違う人間で、それはとても当然なこと。
でも、そんな当たり前を、時にはポケットから落っことすこともある。
気がつけば全く別のものに変わってることだってある。
私は一体何なのか。
どんなカタチで、どんなにおいで、どんな音で、どんな味で、どんな肌触りなのか。
とても怖くて、悲しくて、恐ろしくて、不安で、気持ちが悪い。
でもね?
君という人間は、絶対にいるんだよ。
だから、アイデンティティーだって絶対にある。
今はそれを見逃しているだけ。
そんなあなたへ魔法の言葉を教えよう。
私という人間は──