大阪堺市に存在する渡り橋『あかしや橋』
その橋は学生の間で、ある噂が流れていた。
それは、子の正刻に橋を渡ると文字は"あやかし橋"に変わり、その先を進むと妖怪の町である【あやかし商店街】へと繋がる。
その噂を聞いた真司は、自分の家で起こった困り事もとい願い事を叶えてもらうために、橋を渡ることを決意する。そして、橋を渡る真夜中に着物を着た美しい女性と出会った。
この出会いによって、真司は妖怪達との〝縁〟が紡がれることとなる。
――それが、彼の運命だから。
これは人ではないモノが見える〝少年〟と付喪神の骨董屋を営む〝謎の美女〟との妖怪が絡んだ日常妖怪物語第2弾!
▼書籍化作品になります。
スターツ出版文庫として発売中!詳しくはプロフィールをご覧下さい。
▼集録版①の続編になります。(絵:ちの)