ヤンキーと無気力人間だらけの街。そこで生まれ育った吉川翔子は，「かわいい」に対する憧れを隠して生きてきた。 　偶然訪れたショッピングモールでの出会い。それがきっかけとなり，翔子の運命は大きく変わり始める。 「アイドル異種格闘技シリーズ」最終章。

地方公務員の角脇修一は，地域振興のため市が募集したロコドル(ローカルアイドル)のプロデューサーに 立候補する。人選に難航した末に，彼が選んだのは・・・ 前作「ツインテールをほどくまで」から約半年が経った地方都市で，新しい「夏」が始まる。

　彼氏と別れたばかりのサトコの前に現れたのは，彼氏の伯父だというオッサン。「アイドルにならないか？」と言われ，うっかり同意した彼女を待っていたのは，イロモノアイドルが集まる勝ち抜きのライブだった。しかも，オッサンが提案したコンセプトは，「宗教アイドル」。 　ボッチだけど，ボッチじゃなかった暑い季節が今始まる。

学期途中で赴任してきたダメダメな新任教師は…。退屈な日々を送っていた生徒・安原洋司は、人気カフェのメイドに恋したことから、彼女の過去を知ることになる。 非萌系アキバ青春小説？

アキバのメイド・カフェに集まる人々を描いた「青春」群像劇です。