人は死ぬと本を遺す。体が無に還るその瞬間に人生の全てを記した一冊の本を遺すのだ。
そして、その本を管理・保管する場所をこう呼ぶ。
ーーー永久閉架書庫
第13番館永久閉架書庫の管理人とその居候達は、今日も本を守る為に馳け回る。不老の館長である異能力者の青年と、記憶喪失の少女、猫又の少年の二人と一匹が集まったのは、偶然か必然か。
過去と傷と罪が交わる時、物語は動き出す。その先に見える未来とはなんなのか。
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