社会人になってゲームに触れる機会が無くなり、好きな物を好きと言えないそんな日々を過ごし人生が色褪せて行く日常。 そんな日常は、突然変わった。 見覚えのある容姿、知らないはずなのに知っているその顔は、幼少期の時に自分で作り上げたキャラクターそのまま。 自分が作り上げた勇者に精霊として呼び出され、異世界でほのぼの、のんびりと冒険をしていく。 これは、人生をやり直す物語である。

勇者が魔王を討伐した。今や珍しくは無いその後、の世界。 そんな世界で、見知ったキャラクターに召喚され、勇者が女の子として人生を生き直すお手伝いをするお話だったはずが。

彼女にとって高校演劇とは、鳥が空を飛ぶようなもので、魚が水の中を泳ぐようなもので、人が息を吸うような物だった。 -------------------------- 純学園恋愛物が書きたかった。後悔はしていないが物足りない。 たぶんいつか長編になると思います。わかんないけど。 今回は演劇を上手く盛り込めなかったのでよく分からない出来になってます。 こんだけ演劇盛っといて？みたいな感じですけど。