私の名前は、セレスティン・アーデルハイド、アルカザン王国の第一王女ですわ。
メッシガルド大陸有数の大国の王女として、王族として社交界に出ても恥ずかしくないよう、幼い頃より徹底的に礼儀作法や教養を磨いてまいりましたの。
もちろん、「大陸一の美姫」と呼ばれた母上譲りの美しい外見や殿方の方のあしらい方、立て方等も、きちんと磨いて参りました。
政(まつりごと)や荒事(あらごと)には一切興味を持たず、己の分もわきまえてきたつもりですわ。
一部の隙もない麗しき姫、それこそが私の誇りだったのですが・・・。
いきなり、見知らぬ一室で目を覚ました私、その身体は何故か男に・・・、え? え? 公安委員会? 醍醐? 特殊部隊隊長? あ、あくまとたたかうおうごと? わ、私、どうなるんですのーーーーーっ?
※TS(性転換)小説の拙作「朝起きたら銀髪ロリ吸血鬼になっていた(小並感)」と同じ世界、同じ舞台で発生していた別口のTS事件を取り上げた作品となります。
こちらで出てくる登場人物もあちらで登場する予定です。
なお、エンドが決まってる話であり、『吸血鬼』の方を最優先とするので、こちらの更新は、月1または早くて週1程度になるかと思われます。 こちらも温かく見守っていただけるようだと幸いです。