「翼の無い天使。それが私の姿。飛べないツバサ。それが私の名前」。まばたきも出来ないほど衰弱した少女、ツバサは病室のベッドで毎日、真っ白の壁を見つめていた。だがツバサは知っていた。それは自分の本当の姿ではない。自分は天使。いつか、空を飛べるのだと。そんなある日、病室の扉が開く。いつもツバサを虐める看護婦の死体を土産に、美しい少年が現れた。「迎えにきたよ、ツバサ。行こう……もう一度、飛ぶんだ」…
作品情報
ノンジャンル[ノンジャンル]
残酷な描写あり
最終更新日:2009年11月29日
鬱 天使 微グロ ダーク バッドエンド ファンタジー 少女嗜好 現代(モダン) 美少年 二人の世界 純愛
読了時間:約7分(3,101文字)