生まれたことを祝福されず、人々から疎外された少女。十六歳のある日、とうとう死を決意する。その少女の前に、妖狐の玉藻絶狐丸が姿を現し、妖術を持ってして少女を人から脱却させた。そして、少女の妖怪としての新たな人生が始まる――これは、宮座頭数騎さんとの共同制作です。彼の玉藻伝ともリンクしています。

ある十二月。俺は幼なじみの「詩織」から、突然の転校を告げられる。その拍子で告白をすると、すんなりとOKされて恋仲に。これが最後のクリスマスだから、最高のものにしようと、俺は奮闘する。

今まで普通に生きてきた少女シェリル。しかしある日、別の世界からやってきたヴァンパイア、レンに襲われ、彼の“もの”にされてしまう。そして、ヴァンパイア達の争いに巻き込まれ、その中で徐々に自分の正体に気付いていく。そして彼女は――[※本編、13部にて完結]

酷い境遇の中で、ついに自分が抑えられなくなった少年は……※精神的に病んだ作品です。病的なものが苦手な人は注意しましょう。

御劔剣次の気紛れ。詩というものに疎い御劔の詩。

僕ん家の隣には、かなりよりさらに上位の変な人「とめぽさん」がすんでいる。僕はその人の弟子で、とめぽさんに振り回されて大変な日々を送る。

始末屋。この世の負を受け、誰かの邪魔に思う誰かを殺す。そんな彼らの物語。――※これは「始末屋。ただ、それだけ」の関係作品ですが、それを読まなくても楽しめます。

名を忘れた始末屋の、最後に見つけた心の平安――

108ある世界のうちの一つ、37番目の世界「バイアラス」で展開する物語。ジークは、悲しみに満ちた過去を背負いながらも、今を生き抜く。そうさせるのは、仲間達と、自分に課せられた使命。

私はM-157。ケーゴ・タチバナに組み上げられた戦闘用二足歩行型機動兵器。だが、他の機動兵器とは違う。私は人間のように『考え』『感情』を持つ機動兵器だ。