少しずれた関西弁をしゃべるベーカリーカフェの店長の恋愛物語
主人公「松本祐希」は関西から転勤してきた
28歳のパン屋の雇われ店長。
会社からもぼちぼち期待されていて、
4歳年下の彼女もいるごく普通の好青年。
派手さはないものの毎日安定した生活を送っているのだが、
心の奥深いところでは
そんな毎日に何か物足りなさを感じていた.....。
何も変わらない毎日。
こんなにも平和でいいのかと時々思う。
俺は、何を求めているのか?
何になりたいのか?
未来への展望なんか何一つないけど....。
何かはしないといけないと
気持ちだけは焦ってる。
何に焦っているかもわからないままに.....。
そんな平和な毎日を送っていた祐希の前に10年前に別れた彼女が現れた。
もう2度と会う事はないはずだったのに......。
祐希の心のどこかでいつも引っかかっていた彼女と再び出会う事になってしまった。
そして、その彼女との間に起こるいくつかの出来事によって
祐希の心は大きく揺れ動き、深い悲しみに包まれる事になる。
それでも生活をしていかなければいけない現実.....。
それを乗り越えたとき
祐希はその先に何を見つけるのだろうか......。
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読了時間:約112分(55,627文字)