法の名の下に、公的殺人が正当化される時代がやってくる!
これは国家が社会にそぐわぬ人の人権を奪って獣(ビースト)に落とし、
人が人を殺す事が、公に認められるようになった近未来の日本の物語です。
※ この小説はフィクションであり、実在の国、団体・組織、個人とは関係ありません。
<「ビーストハンター」背景>
「ビーストハンター」は現代社会の諸々の問題が、何ら解決されずに未来に持ち越された世界を想定して描いています。
そこでは、依然、人種・民族・国家間の抗争が繰り返され、温暖化による異常気象や沿岸経済都市の水没が起きています。
世界の経済は大きく後退し、治安が悪化してゆく中で、各国は自国を守る為に保守化し、超右寄りの政策を取っています。
国連は、この混迷した世界を何とかする為の努力をしますが、各国の思惑が入り乱れてどうにもならない状況に陥ってます。
現代社会が積み残した負の遺産を引き摺りながら、それでも近未来の人々は、そんな世界で生きて行かなければなりません。
一介の素人小説が未来まで残るとは思えませんが、我々の子孫がこの小説を読んだらどんな感想を述べるでしょうか?
「こうなる事が分かってたんなら、何とかしてくれればよかったのに~!」と子孫に怒られるかも知れませんね(笑)
ハードボイルド 近未来 地球温暖化 異常気象 自然災害 日本沈没 テロ 犯罪 バイオレンス 人間狩り
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