一人暮らしのニートである武志は、川原で河童の少女と出会う。
スイカという名前を自分で自分に付けていた少女を、武志は「スイ」と呼ぶ事にした。
お互いに暇な二人は、仲良く遊んで過ごした。
しかし、ある時、武志が川原へ行くと、スイの姿が見当たらない。
スイは、河童を珍しく思う人間に攫われてしまっていた。
武志は必死にスイを探し回り、何とか檻に入れられたスイを見つける。
傷だらけになりながらスイを救い出した武志は、スイに肩を貸して貰って、
武志の家に続く林道を、ゆっくりと二人で歩いて帰る。
平和な日常に戻り、傷だらけの武志はスイの手でご飯を食べさせて貰っていた。
他の所で何回か載せた事あり。