※本文少しずつ改稿中です
ストーリーに大きな変化はありませんが、会話文を増やす、表現を変える等しています
龍神の加護ある国の第1王子ラスフィングは、ある日突然、双子の弟からの強襲にあい、心臓を強奪されてしまう。
弟は逃亡し、心臓を抜かれたせいで自身は死の淵を彷徨う━━一命は取り留めたものの、そのせいで王位継承に必要な龍神からの認可が得られず、次代の王に相応しい武勇と人望がありながらも、正式な王太子になれずにいた。
弟と心臓が行方知れずになる問題が残る中、数日後、彼は婚約者となる女性を迎え入れる。
彼女の名をアルミナ。龍神バラトアの愛娘であり、守護神の子との婚約はおよそ100年ぶりであった。
そんな、廃れたと言ってもいい習わしを復活させたということもあってか、臣下たちからは怪しまれ、失われた心臓の代わりとして彼女の心臓を譲り受けることを促される。
婚約者となったアルミナもまた、自分の心臓を譲渡するものだと受け入れてしまっていた。
しかし、ラスフィングにそんな考えはなく、娘へ愛を誓っていた。
そんな中、ラスフィングは婚約者の紹介と自分の延命のため、近衛兵であるヨルカと共に集落『魔女国』へ行くことに。
しかし、辿り着いた魔女国は何者かに襲撃され、無残に崩壊していた。
心臓を奪われた王子が、信頼する臣下や愛する人と共に苦難を乗り越え、心臓の奪還と王位を目指す物語。
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戦い要素も、恋愛要素もありますが、頻度は少ないです
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