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連載 3エピソード
超能力者が普通の存在となった未来。一つの国で超能力者によるクーデターが起こり、新たな国が生まれた。 新たな国ができてから9年、かつてクーデターに参加していた数人の超能力者と、彼らが率いる兵士たちが一つの島に建てられた兵器設計局、TTK-392を占拠した。 本土とを繋ぐ橋は落とされ、まさしく孤島となった島から彼らが国に送った要求はシンプルなものだった。「すべての情報を全世界に後悔する事と現金30億ドル。一週間以内に聞き入れられない場合は本土に対し攻撃を行う。」 新政府お抱えの特殊部隊『DESPERADO』の一人の隊員に命令が下された。 「彼らが占拠する施設に潜入、首謀者の超能力者を暗殺する事。」「本土への攻撃について調査し、それを不可能にする事。」 かつてクーデターに参加した無能力者のサイボーグ、『フェンリル』は疑問を抱きながらも単身潜入する。かつての戦友達を殺すため。自らの国を守るため。
作品情報
ノンジャンル[ノンジャンル] R15残酷な描写あり
最終更新日:2014年05月23日
ハイテク 未来 読了時間:約18分(8,578文字)