魔法。魔人。魔獣など、昔は架空、空想とされてきたものが当たり前の存在となったこの時代。人は魔法を覚え、魔人は人間界で暮らす者もいる。ごく少人数の人間は魔人との共存を望むものもいるが大抵の人間は魔人を敵対視している。人間と魔人の力の差は明白で、圧倒的に魔人が上。その力に対抗するため、人間は魔人を倒す人"魔滅人"を生み出す。魔滅人とは名前のとおり魔を滅する力を持つ人。普通の人間に魔を倒す魔法やすべを教えるための学校は今では少なくない。そしてその学校に通うものは魔滅人になる資格を得ることができる。そうして魔滅人は増えていった。しかしその魔滅人が1000人束になって勝てるかわからない魔の者がいる。それは"魔王"と"魔界十二貴族"だ。とくに魔界十二貴族の中に"魔界大四貴族"とよばれる種族もある。その者たちは人間から拒まれ人間界に踏みいることを禁止された。魔王たちは自分たちの正体を隠して人間界で人間の生活をする。