二十一世紀初頭、東北地方のとある村で村人の集団失踪事件が起きた。しかし、原因は不明のまま時は過ぎ、次第に忘れ去られていった。
集団失踪事件から数十年後、大学院生の松谷と物理学者の中河原は事件の調査のために村にやってきた。
二人は中河原の研究で可能になった擬似的なタイムトラベルを利用して事件の真相を究明しに来たのだった。
そして、村で見たものとは……
ニコニコ生放送のとあるコミュニティの企画のお題小説として書いたものです。
出されたお題は以下の通りです。
世界観・舞台:現代・ド田舎
関係:ヒロインが主人公に依存しているという関係。
決め台詞:僕だって生きているんですよ!!(一言一句変えずに一度は出す)
ジャンル:SF
日常 サスペンス 怪談 近未来 電脳世界 田舎 ホラー タイムトラベル 神隠し シリアス 昭和 現代 未来 ツタヤリンダ大賞B1
読了時間:約161分(80,264文字)