私には何も無かった。 あったのかもしれないが、無くなってしまった。 何故なのだろう。私のせいか？私がいけないのか？ 私は悪くない。私は悪くない。私は悪くない。 だから、私に価値は無い。私はただの殺人鬼で嫌われものだ。 何がいけなかったのか知らない。分からない。 私は無知な愚か者だった。知らないのなら知ればいい。 価値が無いなら無理にでも価値を作ってやる。 世界を知ろう。人を知ろう。私は旅をするんだ。

ただただ馬鹿な高校生活。阿保ばっかりが織り成す、少年少女の青春ストーリー！ ※作者の願望とネタを詰め込んだ作品です。

いたって普通な女の子であるのに、彼女は幼い頃からついていなかった。歳を重ねていくうちにそれはエスカレートしていく。もはや不幸だと言える程に。とはいえなにも不幸だけではない。幸運だって確かにあった。彼女にとって唯一の友達がそうであった。二人は仲の良い友人同士だったがいつしかそれが恋心へと変わっていく。

平凡に暮らす高校生の少年、呉葉。 バレンタインデーの日彼にとって悲劇が起こる。 女子生徒の転入生。 席替えで大嫌いな女と隣。 頭痛も酷いし！ 今日は厄日だ………。 もうなんか、いきなり魔女とか出てくるし！ 何より、僕が吸血鬼!? 有り得ないでしょ！！

揉め事を引き受け、解決させる『揉め事処理屋』でございます。 ただし、お請けするのは妖怪絡みとさせて頂きます。 苦情は一切引き受けません。 それから、法に触れるのは御法度とさせて頂きます。 ※妖怪の世の法ですが。 宜しければ、足をお運び下さい。 皆様がお持ちになっている揉め事、是非お待ちしております。 店主より

成績はいつもトップの友達がいないクール系中2女子ーーー日ノ原　鶫ーーー 成績は毎回下から6番目ぐらいなのに人気がある中2男子ーーー宮本　葵ーーー そんな正反対の少年少女が織り成す馬鹿馬鹿しい現代物ファンタジー。

オレは記憶を失い、どうしたら良いのか皆目検討も付かなかった。 そんなオレが出会ったのは、白い白い一人の女。 耳に心地好い声。優しげな笑顔。それらに惹かれて手を伸ばす。 そんな記憶喪失のオレを拾ったのは、白い彼女だった。 でもそんなのは、只の淡い幻想でしかなかった。 彼女は実に、人使いの荒い人間であった。

覇王と呼ばれた者の悲哀のお話。 ソルソナーゼス・ギルナ・マッドドレアス・ザンビアニ・ルーシャ・キンビスは人間が嫌いだった。 なのに、人間界に派遣され人間を守る毎日。 だが、彼女の人間嫌いには深く悲しい理由があるようで。

少女は自分の事を忘れてしまっています。 そこへ登場してくるのは不思議の国のアリスに出てくる住人達。 やがて少女は自我というものが段々段々、消えていってしまいます。 これから先、少女はどうなって行ってしまうのでしょう。