人の数だけ愛がある。 人の数だけ憎がある。 人の数だけ喜がある。 人の数だけ怒がある。 人の数だけ哀がある。 人の数だけ楽がある。 人の数だけ涙がある。 人の数だけ笑がある。 人の数だけ話がある。 これはそんな人の物語を小さな短編に込めたもの

「ねえ、愛って何なのかな……？」 「よりによって俺に聞く！？」 「だって彼氏でしょ？」 「彼氏に愛を聞くな！！」

少年は過去の自分を悔やんでいた。 しかし、それも今となっては取り戻す事の出来ないもの 忘れたくとも忘れられない 大切な思い出だから 少年は過去にしがみついていた

「先輩なんか嫌いです」 彼女は俺に向かってそう言った。 「先輩嫌です」 続けて言った。 いや、普通に傷つくんだけど。

文法ってなに？ 王道なんだそりゃ食べ物か？ 外道？ごめん、聞いたことないや。 そんな感じの作者（私）が書く世界でもっとも不真面目な青春型ラブコメ風物語（私が知る中で） 青春？ それは青い春のこと。 恋愛？ そりゃ恋と愛がドッキングしたした単語のこと。 青春謳歌？ それは自称通称気分屋な作者がふと閃いたことをただ物語にしただけの言わば十一流小説のこと。

「死ねばいいのよ。あなたなんて」 「……」 「さっさと死になさいよ」 「……」

「もっしー佐藤君今何してる？」 「うん？今日は特になにもしてないな。あえて言うなら暇をしてる」

諸君男とは何か！ 男とは阿呆であるべきである！

その子は出来たばかりであろう友達と楽しそうに笑顔で喋っていた。 可憐だ。 そう思った。

伝えたい気持ちは貴方には伝わらない。 伝えたくない気持ちばかり伝わってしまう。