【星花女子プロジェクト第9弾作品】
・君藤芽依(くんとう めい)(考案者:斉藤なめたけ)
・日塔氷舞理(にっとう ひまり)(考案者:楠富つかさ様)
君藤芽依が66期生徒会長に就いてから約半年。彼女は副会長の日塔氷舞理とともに星花女子学園の秩序と安寧を守っていた。交流を経て、芽依は後輩の氷舞理に懇意を寄せ、氷舞理も気高い先輩に強い憧れを抱いていた。
だが、お互いは相手に思われるほど優れた人物でないことを自覚していた。芽依は市長である父の恥にならぬよう、より多くの生徒の信頼を得なければならないと自身を追い立て、氷舞理は過去のトラウマから才能を活かした道を潰したことをいまだに引きずっている。
そして――空の宮(そらのみや)市に珍しく大雪が降り積もった2月、二人の『負』の面は表面化し、雪崩となって互いを呑み込んでいくのだった……。
百合 星花女子プロジェクト 百合増えろ下さい GL 学園もの
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