主人公の中学一年生、ツインテールの「あたし」のクラスに私立の学校から茶髪ロングの転校生がやってくる。転校生は前島と名乗り、「学生時代の友達は一生の友達なんて嘘っぱち」と発言し、「あたし」は前島が酷く傷付いていることを悟る。前島は「あたし」の後ろの席に座り、その二人分の席は絶対に指名されない見捨てられた生徒の席だと「あたし」は告げる。前島は「あたし」に名乗るヒマを与えず「ツインテールのクワガタムシ」と命名し、縁が。前島の過去の人に裏切られた傷が露見し、「あたし」はその傷を癒やすことを決意。裏切りの反対は「信じる」こと。しかし二人ともワケありの、見捨てられた生徒の席に座る生徒。あまり時間は残されてはいなかった。