俺の母は、巫女だった___。
世界を護る4つの杖に、それを守護する4人の巫女。
代々『水の巫女』を職業として来た俺の家のしきたりによって、俺は第92代目水無の巫女となった。
しかし、杖の化身、『ネロ』曰く、
『あなた様を護る為、私はこの身を削りましょう。……あなた様が、『罪』を忘れない限り……』
護る?罪?
『巫女』って、『護る』側じゃねーのかよ?
それと『罪』ってなんだ?
【世界は、巫女に罪を着せた】
本当に巫女は【秩序を護っている】のか?
「お前らは、一体何を隠している?」
【罪の数は、全部で7つ】
【全部、知りたい?】