『雷虎事件』と呼ばれる猟奇殺人事件の犯人である大学生『鴻上雷(こうがみらい)』はいつものようにバイト前にひと殺人を終えた後、謎の黒服の集団に拉致されてしまう。
目が覚めると謎の施設謎の部屋に閉じ込められていた。
部屋から脱出した鴻上は、通路を通り抜け大広間へ出ると自分と同様に閉じ込められたと思われる5人がいた。
そして、突如モニターに映し出されたのは、自らを『審判者(しんぱんしゃ)』と呼ぶ、首をもがれた蜥蜴の人形のデフォルメしたような愛らしいキャラクター。
審判者が告げたのは『実験(ゲーム)』への強制参加、そして集められたメンバー全員が猟奇殺人事件の犯人であることだった。
果たして鴻上たちは施設から脱出することができるのか。
狩られる側に立たされた猟奇殺人鬼たちの猟奇的な実験の始まりだ。