東京から関西の大学に進学したばかりの主人公、十束春樹(とつかはるき)は夏休みの帰省の際、新幹線の車内にて地震にあう。
たいしたことのない地震だったがその地震と時を同じくして東京が謎の膜に包まれてしまう。
東京から逃げてきた僅かな人の話で都内はあの地震を境に映画やゲームで出てくるようなバケモノが現れるようになり逃げようにも空間にズレが生じ簡単には脱出出来なくなってしまった事を知る。
さらに膜内で体が適応すると不思議な力を使えるようになるらしい。
その後数ヶ月、自衛隊による救助も失敗に終わり膜内の人の生存が絶望視されてきたころ、春樹は決意する。
家族を助けに東京に行く事を…