愛とは身勝手なものなのですよ……だから僕は復讐を止めないのです―――――― 気弱な丸メガネ系男子、内宮創慈はある日突然異世界の森に迷い込んだ。 そして人を探し歩き回った末に、猛獣に襲われ絶体絶命に陥った創慈！ しかしそこでユーラシと名乗る少女に助けられ、創慈がユーラシに恋をすることで物語は動き始めた。 これは創慈がユニークスキルである【生物錬成】の力を振るって生命を冒涜し、愛しい人を奪った王国……そして王国騎士団長に復讐を成し遂げるまでの物語である。 その果てにあるのは、愛か、憎悪か――――――それとも狂気か。 ◇ 第一章完結。番外章完結。 第二章連載中。 しばしおやすみ。気が向いたら再開します。 感想など頂ければ必ず返答します。

　とある西の果ての国には、少し変わった物がありました。 『処刑塔』……それはかの国の象徴的存在で、塔で生まれ塔で死ぬ処刑執行人たちの狭い世界でした。 　そして、国で捕まった犯罪者はその罪の重さにかかわらず『処刑塔』に送られ、秘密裏に刑は執行され闇に葬られるという恐怖の代名詞でもありました。 　これは 　来る日も来る日もあらゆる手段で命を奪う、そんな昏い世界で生まれた一人の少女と 　いつ生まれたのかも今となっては分からず、またいつ死ねるのかも分からない青年の 　物語。 ◇ 第14回書き出し祭りの寄稿作です。

人は死ぬ。 それは決して避けられぬ、この世で最も確かな事柄だ。 だから僕たちは淡々と、そして全力で日々を過ごす。 "先に見える死"に向かって。 書き出し祭りの寄稿作です。 先の話が描かれるのはまだ大分先。

シビアな異世界のお話。

とある国の軍部でとある薬剤が完成した。 それを投与された者は異能という神の御業にも迫る力を手に入れた。 しかし、その薬剤に耐えられるのは5～15歳の子供のみだった……。 これは異能に目覚めた子供たちが軍の統率の元、戦場を駆ける世界……その断片を記した物語。 『子ども達よ、希望《兵器》としての自覚を持て』 ※ これはTwitterにて発足したタグ『#ロリショタ軍人』の世界観共有のもと作成されたキャラのショートストーリーです。 根幹の設定等が気になりましたら、ぜひTwitterにて検索お願いします。素敵なキャラもいっぱいです！ ちなみにこの短編集の更新は思い付いたらという究極的に不定期です。

吹雪く雪原を歩く少女、心身ともに限界が来た時、一軒の小屋を見つけた。