普通に、いつも通り、当たり前に、そんな風に毎日が過ぎていく。
でもそれはきっと、ものすごく儚くて、短くて、あっという間で、だけど大切で、愛しくて、ずっと抱きしめて保管しておきたい毎日なんだということ。
それに気づいたのは、あなたを失ってからのこと。
まだ幼すぎた私たちは、少しの選択ミスと、少しの勇気で、一生懸命に毎日を繋いでいたね。
命の重さなど、きっと、全然知らなかったね。知らないふりをしていたね。
今日もまたこの道を歩いてあなたを探している。
ねぇ、もしももう一度逢えるのなら、あなたは逢いたいと思う?
私は、逢いたいよ、ずっとね。