入社してから二年目、ようやく会社及び社会人というものに慣れ始めた頃……
俺《河上正則》は何の前触れも無いままに辞令を出された。
そう……交通事故という形で、人生という会社から……。
それはそうと、辞令と言うからには当然転勤先というものがある訳で……
俺が転勤した先はなんと、田舎の人気の無い山奥に佇むなんとも言えない寂れた神社だった。
神「ふぁ~~……、それじゃ今日から君はここの神様ね」
正則「はぁっ!?」
いきなり神に仕立てあげられた人間とその周りを取り囲む神様・妖怪達のほのぼのラブコメディ、ここに誕生!
正則「てか、これラブコメディなのな……」