身体一つでどこまで行けるかと鍛えに鍛えぬいた男は若くして格闘技界で最強となっていた、何度目かのタイトル防衛を果たした翌日姿を消す。
姿を消してから数か月もすれば世間一般では失踪や、神隠しなどと噂が飛び交っていた・・・だが、実際には裏の世界で活動していたのである。
非合法の商人の護衛、または暗殺などが飛び交うその裏の世界はその男の性に合っていた。
その男は久しぶりに祖国に戻り、たまの息抜きとして、街中を散歩していた。
すると不思議な出来事が起き、気が付くと神とやらが目の前にいた。
神が言うには異世界なら君はもっと楽しめるし強くなれる、僕はそれを見て楽しむよと言って、男を異世界に送る・・・そして男は気が付けば見知らぬ場所にいた。
身体一つでどこまで行けるか異世界でも男は自らを鍛え、戦っていく。