百年以上続く戦狼の世に、奇策妙計の大軍師と呼ばれた少年が現れる。
銀沢菊次郎と仲間たちの物語。
巻の一 運命の出会い 三八一四年 約十五万字
吼狼国の片隅に宿命の若者たちが集結する。最初の戦いの物語。
巻の二 大軍師誕生 三八一五年 約十四万字
足の国地方に桜舘家あり。若い英雄たちが頭角を現すきっかけとなった戦いの物語。
巻の三 隣国の依頼 三八一六年 約十二万字
北の国で戦が起こる。新たな敵と仲間を得て、菊次郎たちは積極的にかかわっていく。明日への戦いの物語。
巻の四 知恵者と勇者 三八一七年 約十三万字
大国の戦に出陣した菊次郎たち。強敵との対決、めぐらされる陰謀、いくつもの悲劇。戦狼の世の行方を変えた大戦の物語。
巻の五 軍師の決断 三八一九年 約十五万字
激突を繰り返す菊次郎と定恭。彼等の運命を変える決め手となったものとは。選択と対決の物語。
巻の六 伸ばした手 三八二〇年 約十七万字
足の国で起こった大きな波乱。揺れ動く事態、交錯する思惑に、人々は離れ、あるいは結ばれていく。手と手の距離の物語。
巻の七 守る者たち 三八二一年 約二十二万字
斜陽の大封主家をめぐる大戦が始まった。それぞれの戦う理由と譲れないもの。知恵と力、忠義と野心がぶつかり合う。絆と信念の物語。
巻の八を準備中。
文庫本一冊程度の長編の連作です。
(架空の国が舞台の歴史小説です。魔法・妖怪などの要素は出てきません。)
オリジナル戦記 吼狼国物語 架空歴史小説 架空世界 和風 武家 軍師 姫君 合戦 奇策
読了時間:約2,210分(1,104,795文字)